め~ちゃん育児と主婦の毎日

育児の日常や、日々の出来事などあれこれ('ω')

【あかね医院】出産レポ②[入院編]~食事や分娩費用など~

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安産、しかもありがたいことにスピード出産で無事に娘を産むことができた。

しかし安心するのも束の間…

股も裂けたし体のあちこちが悲鳴をあげる中、初めてだらけの入院生活が始まるのであった。

①[出産編]はこちら▼

meeechanmama.hatenablog.com

③[退院編]はこちら▼

meeechanmama.hatenablog.com

出産直後の体はボロボロ

母体はボロボロで、まさに交通事故に遭った直後のよう。

出産から数時間後、助産師さんに介助されながらトイレに行く。確か、ズルズルと座ったまま移動したような。トイレに着くと、「無理だったらいいんですが、立ってみますか?」と言われて、立てそうな気がしたので立つと、視界がぐわんぐわんなって夢の中にいるような錯覚に陥る。「〇〇さん!〇〇さん!大丈夫ですか!?」人生で初めてのめまいを経験した。想像以上に、体は弱っている。チョロチョロとおしっこを出すのも一苦労。ヨボヨボの動きで産褥パッドを付け替える。

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▲分娩〜入院中に過ごした部屋。お風呂はケチって共用のにしたけど問題なかった。

母子同室の入院生活

体を綺麗にしてもらった娘はすぐ帰ってきて、私の横に寝かせられた。この瞬間から、母子同室スタート。あかね医院では、ドラマとかでよく見るような新生児室に預けるシステムはなく、基本ずっと母子同室

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▲横を見れば24時間天使がそこにいる。

最初に添い乳を教えてもらうが、これがなかなか難しい。なんせ私も初心者、娘も初心者🔰

さっき産まれたばっかの人間にいきなりハードル高すぎやしないかい?

最初は母乳の出が悪いので、胸を自分の手で圧迫しながら授乳するのだが、これが痛いのなんの。

「泣いたらオムツを確認して、おっぱいあげて」と指導されたので、泣くたびにそうしていた。しかし娘、めちゃくちゃ起きる。新生児ってもっと一日中寝てるもんだと思ってたけど、個人差あるのね。

え…私、いつ寝れるの?

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何日目のことか記憶があいまいだが、全然寝られなくて23時ぐらいに限界が来て、ナースコール。

🧑🏻「上手に授乳できないし…寝たと思ってもすぐ泣いて…」

👩🏻‍⚕️「う〜ん、ちょっと添い乳やって見せてくれますか?」

添い乳の指導をしてくれけど…預かってはくれないんだ…と絶望。

自分から頼めばよかったんだけど、「退院後は一人でやっていかなきゃいけないんだから、ここで甘えるなんて許されない。」と変な思考に縛られていた。

 

2時間後ぐらいに様子を見に来てくれた別の助産師さん。

「ちょっと預かろうか。少しの間ゆっくり休んでてくださいね。」

この時、メンタルが限界で涙が止まらなかった。

3時間ぐらい預かってもらっている間、死んだように眠る。

預かってもらいたい時は遠慮なく頼めばよかった。

目が覚めた時、おっぱいが岩みたいにカチカチになっていた。

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▲ぐるぐるのお雛巻きにされて帰ってきた。

母乳育児は軌道に乗るまでが大変

最初は、母乳の出が悪かった。赤ちゃんに吸われることで母乳が作られるらしいが、これがまた激痛で。乳首が切れてるんじゃないかと思うほど痛くて、授乳が怖かった。毎回「イタッ!」と思わず声が出た。あまりに痛いので乳頭保護クリームを勧められ、あかね医院で取り扱いのあるランシノーを購入し、授乳後に毎回ぬりぬりしていた。

授乳前後で体重を測るが、ほとんど飲めていないようで、「搾乳機を使ってみませんか?」と提案があった。なぜかこの時も謎思考に陥り、「機械に頼らないと出ないなんて…」みたいな、搾乳機に対してマイナスイメージを持ってしまっていた。

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この時助産師さんは、今の状況で搾乳機を使うことでどんないいことがあるかを丁寧に説明してくれた上で、「抵抗があるなら無理に使わなくていいですよ」と、優しかった。彼女のおかげで搾乳機を使うことにして、その後数日で母乳も軌道に乗って出るようになった。

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 ▲搾乳で初めてこんなにたくさんとれた!と嬉しくて撮った写真。最初のうちは数滴しか採れなかったのに。産後間もない母乳だから黄色い。

若干合わない人もいたけど、どの助産師さんも優しい人ばかり。この時の助産師さんには救われた。掃除のおばちゃんもフランクな方だったし、食事を運んでくれる方は物腰が丁寧だった。

 

ご飯と手作りのおやつが唯一の楽しみ

あかね医院は、食事のレベルが高い方だと思う。栄養バランス、味、ともに満点!飽きないように、和・洋・中の幅広いメニューで工夫されている。

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おやつもちゃんと手作り!ほっとする美味しさ。

ご飯は楽しみだったが、同時に苦痛でもあった。今までなんともなかった親知らずが、急に痛み出したのだ。産後、体が弱っていることで思わぬところに影響が出てきたようだ。親知らず、抜いとけばよかった!!

 

命名で夫と揉める

名前の候補はだいたい2つまで絞れていたが、「産まれてから顔を見て決めよう」と最終決定はまだだった。ところがこれが大失敗。夫とは妊娠後から喧嘩が絶えなかったが、やはり揉める揉める。結局私が考えたものに決定したが、ただでさえ体力的にも精神的にも余裕がないのに、無駄にHPを削られた。

不安いっぱいの沐浴

コロナで市の母親教室は中止だったため、事前の沐浴の練習はできていなかった。入院初日に渡された書類の中に、沐浴のやり方の紙があって、頭に入れておくよう言われていたので何度も繰り返し読んだ。

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入院生活の最後の方の午前中に、沐浴指導があった。片手で小さな体を支えながら、もう片方の手で洗う。背中を洗う時の支え方が難しく、帰ってから一人でできる気がしなかった…

お会計

退院前日にお会計を済ませる。

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私の入院費総額は527,440円。この紙の金額と違うのは、前金をいくらか払ってたのと、入院中に骨盤ベルトやらランシノーやら買ったからこんな金額だったのかな?国から出産育児一時金が42万円出るし、個室だったし、あれだけ美味しい食事を提供してもらったので、このお値段でまぁ納得。クレジットカードが使えたので便利だった。

別料金で託児もやってるみたい。

ここまで読んでくれてありがとうございました!③[退院編]に続く。次で最後です。

アデュー('ω')ノ

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