め~ちゃん育児と主婦の毎日

育児の日常や、日々の出来事などあれこれ('ω')

【あかね医院】出産レポ①[出産編]~コロナ後のお産~

f:id:meeechanmama:20220225215308j:plain

はじめに

2020年7月、愛知県豊田市のあかね医院で第一子の娘を出産した。

少しでも他の妊婦さんの参考になればという思いと、だんだん当時の記憶が薄れていく中で、あの日々を忘れずにいたいという思いから、出産~退院まで体験したことをこのブログに書こうと思う。

f:id:meeechanmama:20220211130606j:plain

②[入院編]はこちら▼

meeechanmama.hatenablog.com

③[退院編]はこちら▼

meeechanmama.hatenablog.com

あかね医院を選んだ理由

実家が豊田市のため、市内の産院を探した。

口コミなど調べて、最初のうちは豊田厚生病院に通っていた。

総合病院なら、出産中に何かあった時も安心と思ったためだ。妊婦検診では4Dエコーなるものをしてくれた。普通のエコーと違って胎児の顔がくっきり見えてびっくり。一瞬手を振っているような仕草が見れて嬉しかった。

 f:id:meeechanmama:20220211125302j:plain

▲厚生病院の4Dエコー。(確かあかね医院でも予約制・追加料金でやってたような?)

しかし、出産の本をいろいろ読んでいるうちに、「できるだけ陣痛促進剤のような医療介入のない、自然なお産がしたい」という思いが強くなってきた。また、総合病院だと妊婦以外にも様々な患者さんが出入りするため、時節的に気になってしまい、あかね医院に変更。(妊娠がわかった時はコロナ前だったので、こんな世界になってしまうなんて想像もしていなかったな…)

「母乳育児に力を入れている」というところにも惹かれた。

妊婦検診と母親教室

ちょうどコロナが流行りだした頃だったこともあり、感染対策のため予約数を制限しており、待ち時間は短め。最初は毎回助産師さんによる検診で、臨月近くなると院長先生の診察が増えた。女性の先生で、ちょっと声が小さくて聞き取りづらいのがやや気になるが、優しい先生。

安産のためにお灸を勧められる。悩んでいた便秘や冷え性、足のつりにも効果があるということで出産まで毎日足にお灸をたいた。

f:id:meeechanmama:20220209160553j:plain

コロナの関係で、母親教室は集団ではなく、個別で行った。母乳のメリット・デメリットなどを詳しく説明される。人形を使っていろいろな授乳姿勢を教えてもらったが、全くピンとこなかった。

「こんなんで私、大丈夫かしらん?」

 f:id:meeechanmama:20220209160800j:plain

出産当日~家を出るまで~

「昨日は父の部屋から聞こえる音楽が気になって、ほとんど寝られなかった。今日こそはぐっすり寝よう。」そう思っていた7月20日の夜。日付が変わる頃、生理痛のような鈍い痛みで目が覚める。

陣痛タイマーで間隔を図ると、2:00頃には5分間隔になっていたが「これぐらいの痛みなら前駆陣痛だろうな」と思った。先輩ママの体験談で、「陣痛来たけどまだ弱くて帰された」というのをよく見かけたため、”あんまり早く行っても意味がないんだ”と刷り込まれていた。

痛みで寝られないので、お産が進むように階段の上り下りなどをして、そのうち飽きて布団に戻った。4:00頃、陣痛が強くなってきてウンチがしたくなりトイレにこもる。

あまりの痛みにこれ以上耐えられず、「前駆陣痛かもだけど、行ってもいいすか?」と産院に電話。(ここまで痛くてもなぜかまだ前駆陣痛だと思い込んでいた。)

f:id:meeechanmama:20220209161333p:plain

母に「ちょっと痛くて我慢できんで、一旦産院連れてって」と頼む。急な申し出に母はあたふたしながら出発の準備をしてくれた。そしてまたトイレに直行。まだこもっていたかったがトイレに別れを告げ、車に乗る。

全く余裕がなく、家の外履きスリッパをそのまま履いてきた。

ためらわずもっと早い段階で産院に連絡すべきだった。

出産当日~産院に着いてから~

5:30頃到着。入り口まで痛みに耐えながらなんとか歩く。時間外なのでインターホンを押すとスタッフが来てくれた。その人に「ウンチかもしれないんですが、いいですか?家でも大量にウンチが出ました」と謎の申告をしてしまうが、「う~ん、それたぶん赤ちゃんだよ」と返される。

階段を上るように指示され、「まじか」と思いつつ必死の思いで部屋にたどり着く。産褥ショーツと前開きのパジャマに着替えるよう言われ、母に手伝ってもらいながら着替える。その際今まで履いていたパンツを見ると、いつの間にかおしるし?で真っ赤になっていた。

布団に横になる。あかね医院は分娩室というものがなく、畳の部屋でのお産になる。LDR(陣痛・出産・回復)なので、出産時と同じ部屋で退院まで過ごすことになる。

自分の好きなように動き、好きな姿勢でお産をする「フリースタイル分娩」。この時点でかなり陣痛が辛かったので、好きな体勢を取っていいというのはありがたかった。子宮口何cmとか特に言われないままお産がスタートしたが、おそらくほぼ全開だったのではないだろうか。

 

助産師さんに「ちょっと体勢変えてみる?事前のアンケートに四つん這いがいいって答えてたけど、動けそう?」と聞かれたが、答える余裕がなかった。母に「おとなしい方なんですかね💦」と話しているのが聞こえ、「違うんです~!おとなしい方ではあるけれど、無視したんじゃないんです!」と心の中で叫ぶ。

f:id:meeechanmama:20220211124954j:plain

結局そのままの横向きの姿勢で、助産師さんにお尻を押され「ココに力入れて!」と言われる。「えっ…!?そこに力入れるってことはつまり、ウンチを出すってことだけどいいのか??」と思い「ウンチ出ちゃうかもですがいいですか?」と聞く。

どんだけウンチの心配してんねん。「大丈夫です」と言われ、本当にいつも便秘ウンチを踏ん張る時と同じように力を入れたら「上手!上手!凄く上手だよ!」と褒められた。助産師さん2人に何度も褒められながら頑張る。後から考えるとこれが”いきむ”というものだったのか。

f:id:meeechanmama:20220209210019p:plain

何回かいきむと、ぷ~んと臭ってきた。途中、助産師さんが「○○(たぶんウンチを受け止める紙的なもの)追加で取ってきて!!」と叫ぶ。予想以上にガッツリ出てしまったようだ。ごめんなさい…。しかし羞恥心など感じている暇もない。

母の立ち合いのもと出産

立ち合いに関しては、コロナの関係で「ど~しても希望する方のみOK、でもできれば控えてネ。」という紙を事前に渡され、私は「立ち合い希望しない」にマルを付けて提出していた。

 f:id:meeechanmama:20220209211114j:plain

しかし当日、なぜか流れで母の立ち合いが許された。里帰り中だったため、夫は産院まで車で1時間の距離にいる。産院に着いた時に母が連絡してくれたが、結果的に夫は間に合わなかった。

何回目かのいきみで、「もう力抜いて!」と言われたその瞬間、温かいものがデュルッと股から出てきたのがわかった。

 

 オギャー オギャー

と、泣いていた、気がする。

朦朧としていて正直記憶にない。

録音しといてもらえばよかったー!!(激しく後悔)

産声は一生に一度。誰かに録音か録画を頼めばよかった…

産まれてすぐ母親の胸の上で抱っこする「カンガルーケア」を希望していたので、産まれたてほやほやの我が子を抱っこ。

 f:id:meeechanmama:20220211124748j:plain

▲もぞもぞ動いて落ちそうになるので、母に支えてもらった。

「これがへその緒だよ」と触らせてもらった。胎盤も見せてくれた。その後、「へその緒切ってみますか?」と言われ母に切ってもらう。

f:id:meeechanmama:20220211213016j:plain

貴重な体験。

産まれる直前だったかタイミングは忘れたが、院長先生も参戦していた。会陰が少し裂けたようで縫ってもらった。テキトーながらも会陰マッサージしてたのに、うぅ…。

この頃夫到着。

 f:id:meeechanmama:20220211213825j:plain

▲体重は2902g。

その後、一度赤ちゃんの体を綺麗にしてもらうため一旦預ける。

ここまで読んでくれてありがとうございます!②[入院編]に続く。長くなってすみませんが③まであります。

アデュー('ω')ノ

※その時々の状況に合わせて病院のサービスや対応は変わっている可能性があります。当記事は参考程度にして頂き、正確な情報は病院に直接お問い合わせください。