め~ちゃん育児と主婦の毎日

育児の日常や、日々の出来事などあれこれ('ω')

きょうどこいく~?

訳あって、10月から正社員としてフルタイム週5で働くことになった。

 

娘はまだ3歳。

パートだった頃は、14:30終業、一旦家に帰り洗濯物をしまい少し休憩した後、15:30には保育園にお迎えに行っていた。

お迎えの時間になると、娘は園の窓辺で私のことを待っていて、中に入ると「おかあさん!」と笑顔で抱きつく。下駄箱の所で靴を履きながら「きょうどこいく~?」と聞いてくる。

「今日はねえ、〇〇公園がいいか、〇〇児童館がいいか、〇〇パークがいいか、どこがいい?」と聞くと「う~ん、〇〇児童館!」と、娘が選んだ遊び場で降園後1時間ほど遊ぶ毎日だった。

 

フルタイム勤務前日、「明日からお迎え遅くなるからね。17:45ぐらいになるけど、ごめんね。平日は遊びに行けなくてごめんね。」と説明した。娘は「うん」と返事していたけど理解できていないだろう。

 

フルタイム初日のお迎え。外は薄暗い。少しでも早くと、駐車場から走ってお迎えに行った。娘は思っていたより平気そうではあった。担任の先生がいなくなって延長保育の見慣れない先生に交代した時だけ不安そうにしていたらしい。いつものように靴を履きながら「きょうどこいく~?」と笑顔で聞いてくる。

「ごめんね、もう平日はお出かけできないんだ。」

「…きょうどこいく~?」泣きそうになりながら再度娘が聞いてくる。

これにはこたえた。

 

保育園だから、他のうちのお迎えも17:00~18:00ぐらいの人が多い。今はフルタイムワーママもたくさんいる時代で、子どもが小さくても平日遊びに行く時間がないなんてよくあることなのだ。

でもそういう問題じゃない。よその家では当たり前のことでも、私と娘にとっては、あれは大切な時間だったのだ。失ってはいけなかった。

 

フルタイムになってからは、一日が本当に仕事だけで終わる。帰宅後も家事に追われろくに娘の相手もしてやれない。それでも、なんとか娘との時間をと少しの工夫はしている。

寝る前の絵本タイムは必ず欠かさない、朝は時間に余裕があるので、庭でお砂場遊びをしたり、ゴミ出し散歩に行ったりなど。そうやって娘への罪悪感と折り合いをつけていくしかない。娘にも新たな日常に慣れてもらうしかない。

 

幸い、子どもの方が順応が早いようで、案外平気そうにしてはいる。でも本当は寂しい思いをしているだろうし、もっと遊びたいだろうけど。仕事の方も、なんとかやっていけそうだ。

後悔していてもしょうがない。

前を向くしかない。

明日も、世界一可愛い娘の笑顔に元気をもらって、私も笑おう。

 

アデュー('ω')ノ