め~ちゃん育児と主婦の毎日

育児の日常や、日々の出来事などあれこれ('ω')

【あかね医院】出産レポ③[退院編]~里帰り育児生活~

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人生で最も濃い経験をしたんじゃないかとも思える入院生活が終わり、ついに退院。

①[出産編]はこちら▼

meeechanmama.hatenablog.com

②[入院編]はこちら▼

meeechanmama.hatenablog.com

不安を抱えたまま退院

最終日。11時までに出れば好きな時間に帰っていいと言われていたので、ギリギリまで産院に居座った。ここを出れば、助産師さんに頼ることもできない。

里帰り先の実母はちょうど忙しい時期なうえに、育児経験者と言っても20年以上前の話である。オムツの替え方すら覚えていなかったので、それを教えるところから始まった。私だってこれで合ってるのか不安なのに、家に帰ってからは私が一番詳しい人間なのだ。

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いよいよ時間になり、車に向かう。初めて使うベビーシートに戸惑った。あのバックルってなんであんなにとめにくいんだろ。院長先生が出口でお見送りしてくれた。

 

孤独な新生児期

里帰り中、家事全般は母がやってくれたので私は育児だけに専念できた。

仕事から帰ってきた父に抱っこしてもらっている隙に急いでシャワーを浴びた。少しの間でも赤ちゃんと離れられるのと、夏だったので汗を流すこの瞬間が気持ちよかったのを覚えている。なぜか父が抱っこすると毎回ウンチが出るというジンクスがあった(笑)

母も日中は仕事で忙しいが、夜になると娘が泣き止まない時、よく抱っこであやしてくれた。

毎日父と母が帰ってくるのを心待ちにしていた。里帰り中の両親の気遣いがどれだけありがたかったか…

しかし日中は孤独だ。私が里帰り中過ごした部屋は、家族が集まるリビングとは別な部屋のため、基本赤ちゃんと二人っきり。娘に付きっきりで庭に出ることすらほとんどできず、娯楽はスマホとラジオのみだった。

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▲カレンダーに毎日斜線を引き、早く一日が終われ、早く成長してくれ、と願っていた。人によって違うと思うが、私は新生児期が一番しんどかった。

なかなか沐浴ができない

「お腹いっぱいの時にお風呂に入ると赤ちゃんが苦しくなってしまうので、授乳してから沐浴まで1時間はあけましょう。」というルールを忠実に守っていた私。

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娘はとにかくおっぱいを求めてくるので、かなりの頻回授乳になっていた。多い日だと一日48回とかアホみたいな数授乳してた。

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▲ぴよログの日記。8/4の連続授乳は、10時~15時までトイレと昼食時以外ずーっと授乳していたことになる。今思うと異常だ。

そうなると、なかなか沐浴のタイミングが取れず、毎日焦っていた。

退院して間もないある日、背中を洗うのに手を滑らせて、一瞬だが溺れさせてしまった。それがトラウマになり、すっかり沐浴が怖くなってしまった。急いでリッチェルのバスマットを購入。これが来てからは体を洗う時はこのマットの上で洗い、その後ベビーバスの中に浸からせるようにした。

バスマットが届くまで待っていられず、父に薬局で買ってきてもらった沐浴剤を先に使い始めた。沐浴剤を入れれば、お湯に浸かるだけで汚れを取ることができるので難易度がぐっと下がる。

エンドレス授乳地獄

娘は私が抱っこしても泣き止まない(今は逆に私じゃないと泣き止まないことが多いけど)。母が抱っこすると泣き止むのはなぜだろう。「お母さんだとおっぱいの匂いがするからじゃない?」と言われたが、当時は私の抱っこが下手なんだと思って落ち込んだ。

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▲授乳中、授乳クッションの上で寝落ち。

寝かしつけのやり方なんて教わってないし、とにかく「泣いたらおっぱい」と教わったから本当にず~っと授乳していた。

産院にいる間に最低限必要なことは全部教えてくれるんだと思っていたが、それだと不充分。育児をするには受け身ではなく、自分から積極的に情報を取りに行かないとならないことの連続だった。

回数も多いし、一回の授乳時間も長い。なぜなら、半分寝ながら飲んでいるから。授乳以外の寝かしつけ方を知らなかったので、新生児の頃から既に娘の中では入眠と授乳が深く結びついてしまっていた

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▲添い乳中、寝落ち。横向きの体勢で寝ると、まだオムツもフィットしてないのもあってよくおしっこが漏れて大変だった。

そして深夜も休みなく授乳しなければならないので、夜が来るのが毎日怖かった。夜に寝れない絶望を知った。

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退院後1週間訪問で相談するが…

頻回授乳で落ち武者のようになっていた私を見るに見かねて、母が「ミルクと混合にしてみたら?」と提案してきた。「ミルクなら母乳より腹持ちがいいから、よく寝てくれるかもしれない。」と。母自身、混合で私を育ててくれたので、自分がやっていた方法をおすすめしたくなるのだろう。

「でも、混合にしたら母乳の出が悪くなるかもしれないし、乳頭混乱を起こしておっぱい拒否になっちゃったら嫌だな…」最初はそんな風に思っていたが、睡眠不足で日に日にやつれていき、「1週間訪問(家まで来てくれる)で助産師さんがいいって言ったら混合にしよう」と混合へだいぶ気持ちが傾いていた。

 

しかし、母乳育児に力を入れているあかね医院。

「う~ん、辛いよね…でも、もうちょっとだけ完母で頑張ってみませんか?3日後に母乳外来の予約を入れるので、とりあえずそこまでやってみて、無理だったらまた混合の相談に乗りますから。」

この時にはほとんど混合にするつもりでいたので戸惑ったが、なんかいろいろ説明されて(内容記憶になし)、もうちょっと完母でいこうと思い直した。結局母乳外来の予約はキャンセルした。

今思うと、ここで頑張ったから母乳育児が軌道に乗ったのかも?でも、辛かった…

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ちなみに、赤ちゃんのお腹がパンパンのカエル腹に見えて、吐き戻しもめちゃくちゃ多いし、「母乳のあげ過ぎ!?」と不安になって質問したが、これが普通とのこと。むしろ体重の増えが少ないのでもっとあげてくださいと言われた。

 

1ヶ月健診は敷地内の小児科で

なんとか母子ともにここまで生き延びた。1ヶ月健診は、赤ちゃんと一緒にする初めての外出。誰もが不安だろう。

あかね医院は、産婦人科のすぐ隣に小児科も併設されているので、そこで健診を受けられる。今まで通った馴染みのある場所ならば安心だ。産婦人科の方と同じく木の暖かい雰囲気の建物だった。できればずっとここに通いたかったが、里帰りが終わったらサヨナラしなければならないのが心細かった。

 

写真撮影のサービスが嬉しかった

あかね医院では、妊娠中にマタニティフォトを無料で撮影してくれるサービスがあった。産院近くの写真館で本格的な撮影ができる。データはないが写真立てに入ったものが貰えて良い記念になった。

 

また、出産時の貴重なシーン(赤子の頭が出た瞬間や、へその緒を切る瞬間など)を助産師さん?がカメラで撮ってくれて、後日データで貰えた。これは確か事前に説明がなかったのですごく嬉しかった。※今もやっているかは不明。

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そして、入院中の好きなタイミングで家族写真も撮ってくれる。赤ちゃん一人の写真や、抱っこしたところ、夫と三人で、など複数枚撮ってもらい、後日データと写真立てに入ったものが貰えた。

この3つの写真サービスはありがたかったなぁ。

最後に、あかね医院はこんな人におすすめ

LDR個室、フリースタイル分娩がいい人

★アットホームな雰囲気の畳の部屋で過ごしたい人

★母子同室で過ごしたい人

★母乳育児をサポートしてほしい人(でも、元々の体質によるし無理はしないで)

 

個人的には、あかね医院にしてよかったなと思うけど、人それぞれ合う産院は異なるので、全ての妊婦さんが自分に合った所が見つかるといいなと祈っている。

長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!

アデュー('ω')ノ

※その時々の状況に合わせて病院のサービスや対応は変わっている可能性があります。当記事は参考程度にして頂き、正確な情報は病院に直接お問い合わせください。