新料理番組『DAIGOも台所』に大好きな山本ゆりさんが出演!
4月4日から始まる新番組『DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~』に、私が尊敬してやまない料理コラムニスト、山本ゆりさんが講師としてレギュラー出演するらしい!!ぱふぱふ~!
こちらの番組、27年間続いてきた『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』の後番組とのこと。おしゃべりクッキングと言えば、プロの調理師による料理の合間に上沼恵美子さんの軽快なトークが笑いを誘う、長年親しまれてきたお昼の料理番組。別れを惜しむ声も多いことだろう。
愛され続けた長寿番組のバトンを受け継ぐのはかなりのプレッシャーかもしれない。でも、ゆりさんだって今や時の人。本屋さんに行けば≪山本ゆりコーナー≫がデーン!と展開されており、シリーズ7まである料理本が平積みになっている。新番組を心待ちにしているファンも多いはずだ。そして私もその一人…。
▲(ティッシュをしおり代わりにしなさんな)
エッセイも3冊出版している。1冊目『クリームシチュウはごはんにあうか否かなど』2冊目『スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件』もすごく良かった。今はこの『おしゃべりな人見知り』を読んでるけど、一気に読んでしまうのがもったいなくて、元気がない時とかにちょっとずつ読んでいる。
ゆりさんとの出会い
私がゆりさんを知ったのは、今から10年ほど前に料理にハマっていた頃。
妹に借りた一冊のゆりさんの本を読んで、「こんなに面白い料理本があるんだ!」と衝撃を受けた。家にある材料で作れる手軽さ、工程もめんどくさくない、美味しそうな料理の数々、そして何よりレシピの合間に絶妙なセンスの笑いや共感を生む一言を挟んでくるところに惹かれた。
それからゆりさんの料理ブログをチェックするようになった。これがまた面白い。料理が本業なのに、なんでこんなにブログの才能があるんだってぐらい笑わせてくれる。
はてなブログ以外で読んでいるのはゆりさんのブログだけだし、彼女のブログが一番好きだ(他のブログ読む習慣がないからもっと面白いブログがあるの知らんだけかも)。
「読み物としても面白い料理本があってもいいんじゃないかなと思った」といつぞや彼女は言っていたが、まさにそれを実現している。
簡単で思わず作りたくなる料理
例えば、このレシピは簡単中の簡単。「BEST OF 簡単」と言っていいほど手間無くできるのでお気に入り▼
この鶏チャーシュー、なんと冷凍のままの鶏モモ肉を炊飯器ピッするだけ。
鶏モモ肉って、美味しいし料理の幅広いし、安売りしてたりすると思わず買っちゃうんだけど、私が普段愛用している豚こまやミンチと違って、切らないといけないんだよね(え?豚こまも普通は切るの?)。この切るってひと手間が増えるのと、野菜と違って生肉を切るのって雑菌とか気にしないといけないのがまた面倒で。
ついつい冷凍庫で眠ったまま…あらあなた、まだそこにいたのね。ってなりがち。で、ある日突然「食材が何にも無い!時間が空いたから今すぐ作りたいのに!」って瞬間が来た時に冷凍庫の鶏モモ肉を見て、解凍しんと使えないことに絶望する。もうどうにも!って時はレンジで解凍しちゃうけど。
そんな悩みをまるっと解決してくれるのがこのレシピ。
グラム88円が更に10%引きになってた鶏モモで実際に作った時の写真▼
ガチガチの冷凍肉どーん。調味料入れて後は炊飯器にお任せ!
炊きあがり時間が近くなると、炊飯器から照り焼きみたいないい匂いが漂ってくる。開けて裏返す。おぉ、あのガチガチの冷凍肉の面影もない。
切る時に一部ホロホロ崩れてしまった。本当は見本みたいにネギを散らしてゆで卵を添えた方が見栄えがいいかも。
その他にゆりさんの料理で助けられているのは、レンジ調理シリーズ。
麻婆豆腐、青椒肉絲、カボチャの煮物、サバの味噌煮、パスタ、ミートソース、肉じゃがなどなど、「それもレンジでできるの!?」っていう驚き。コンロに付きっきりにならずにレンジにお任せできるのは、複数調理する時や時間がない時にはありがたい。
よくこんな数のレシピを思いつくなぁってぐらいのレパートリーがあるので、全部が全部自分の好みに合うわけではないけど、気に入っているものも多い。ブログやTwitterで多くのレシピを無料で公開しているから太っ腹。
ゆりさんの人柄が好き
魅力的なのはレシピだけではない。気を遣い過ぎてしまう性格とか、料理の「ここがめんどくさい!」と感じるポイントが読者と同じ目線だったりと、その等身大の姿が読者の心を惹きつける。
「クッキーって一番簡単な、はじめて作るお菓子みたいに言われてるけど全然うまく焼けない。やなやつやなやつやなやつ!」
と、クッキーと距離を置いている人でもうまく作れると思う。(私がそうでした)
▲そうそう!!クッキーって意外と難しいんだよね。生地がダメなのか、焼いてみると全部くっついてたり、生焼けになってたり。
夫が「そろそろ炊飯器買わん?」と。
夫は几帳面で、1人暮らしの時は使ったら毎回蓋の中の部品?もはずして洗っていたらしいんですが(というか今説明書みたら毎回はずして洗えって書いてるわ。私たまにしかはずしてなかった)
▲わかるー!実家の炊飯器もごくたまにしか内蓋洗ってなかったわ。毎回洗えって書いてあることに気付いてから私だけは洗ってたけど。(母は予約ボタン押した時にエラーになってはじめて洗う派。なぜか洗うとエラーが直ってた。)
こんな感じで、とにかく首を縦にブンブン振りたくなるぐらい共感する部分が多い。
そして、読者から「倍量でもいけますか?」「この調味料無いんですがどうしたらいいですか?」など質問が来るたびに研究して律儀に答えてるのが偉すぎる。
本に雑誌にテレビにラジオにと引っ張りだこで、活躍の幅を広げているゆりさん。そんな中でも自身の出発点であるブログ『含み笑いのカフェごはん』の更新は欠かさずされている。
何が凄いって、アミちゃん(10歳)ナミちゃん(6歳)ダイチ君(1歳、イヤイヤ期到来)の3人の子育てをしながらこれをやってのけるのだ。
…どうやって生活まわしてるんですか??
うちなんて、1人っ子&専業主婦で1歳超えてやっと落ち着いてきたというのに。だから世のワーママのことめちゃくちゃ尊敬してるんだけど、ゆりさんはこんなに多忙でお子さん3人て。凄すぎる。お身体大事にしてください。
『DAIGOも台所』のコンセプト
ゆりさんについて熱く語りすぎて番組のことがこんな最後に追いやられてる。どちらかと言えば主役はDAIGOさんだろうに。
この番組では、夕食を作る人の多くが頭を悩ませている日々の”献立”にスポットを当て、月曜日から木曜日は日替わりのテーマに合わせた3つのメニューを毎日提案。その中の1品を辻調理専門学校の先生がスタジオで実際に調理し、くわしい手順やコツなどをわかりやすく教える。お料理ビギナーのDAIGOも先生のお手伝いをしつつ調理の基礎を学ぶ。また金曜日には人気料理コラムニスト・山本ゆりさんの指導のもと、なんと1人で料理にチャレンジ!料理のスキルアップを目指し、奮闘する姿も見どころだ。
▲こちらの記事より引用
MCのDAIGOさんは料理初心者で、調味料の計量すら初めての経験らしい。もこみちみたいに手際よく料理するイケメンもいいが、慣れない手つきで料理を頑張るイケメンもいい。これは元々好感度の高いDAIGOさんの株爆上がりの予感。
「今回、料理を作ってみて思ったのは、やっぱり大変だなって。これを妻は毎日やっているんだなとも思ったし、僕の母もそうしてくれていたんだなと。料理を作ってくれる人への感謝を改めて感じました」
初回の収録でこんなこと言えるんだよ。もう好きになってしまうやん。家では皿洗いがDAIGOさんの担当らしいんだけど、料理作るのと皿洗いって所要時間も労力も全然違うからさ。わかってくれてよかったよ。(←あんた誰)
妻の北川景子さんは、産後5ヶ月でスピード復帰したそう。えー!お身体が心配。
共働きで、小さな子どももいて…DAIGOさんがこの番組を通して料理の腕を上げて、家事の中で一番負担の大きい料理を夫婦で協力しあえたらいいなぁと思う。(←さっきからどの立場で。家庭によってスタイルが違うだろうに。)
それにしても、北川さんいつ見ても美しすぎる…(^ω^)
この記事を書くにあたって、ゆりさんのブログをいくつか読み返していたせいで、口調が似てしまった部分があるようなないような。すぐ影響受けるんだもん。
最後は、ゆりさんのレシピで作った菜の花のおひたし。と言いたいところだけど、白ゴマとかゴマ油とかはしょってただめんつゆに浸けただけ。
NHK(菜の花で春らしい献立)
※番組はNHKではなくテレ朝系
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